私のお産③ 誕生のことはママが決めてね♡そこを大切にするときっと人生は変わります
誕生やお産の大切なことは、ママが主権を持って決めて欲しいと思っています。
もちろんパパの意志をないがしろにしろと言ってる訳ではありません。私の不妊セラピーやマタニティさんのBirth Creation(誕生のパートナーメソッド)でも 、基本2人で決めて創り出してもらっています。
ただ、この地球ではあかちゃんは女の人のカラダに宿り、10月10日大切に育まれ産まれてきます 。(各家庭にも寄りますが)産んでから暫くのお世話はママがメインです。そんな中でママが 気持ちよく妊娠中を過ごせる、お産にのぞめる、あかちゃんとの毎日が楽しくなる、そうできるように環境を自分で整えていってください。
妊娠中こんなケアをしたい 。あかちゃんのためにこんなイベントに参加したい 。お金の面でパパに相談、許可を得る方も多いですが 、ママが自分とあかちゃんを大切にするために、堂々と当たり前のようにお金を使って心地良い状態であって下さい。
さて、お産の決め事の中で病院選びはとても大切な選択です。例えば家族入院はできるの? 上の子と一緒に入院できるのは素敵なシステムですが、小さい子が小さなお部屋に一日いるのは限界があり、ママがゆっくり休めないと感じる事があります。 家族入院はパパや上の子に対してママの遠慮が隠れていたりします。パパの仕事が忙しいから幼稚園(保育園)の送り迎えはムリとか、ママと一度も離れた夜がなくてかわいそうだし、パパに悪いし不安だとか。遠慮やかわいそうではなく、ママ自身が本当にどうしたいか?で感じてみて下さい。
母乳で育てたい? 母乳で育てたくてもお産の疲れと回復から当日あかちゃんと別室だったり(そもそも疲れないように産む工夫ができます)、最初からミルクを足す病院もあります。浣腸・剃毛は当たり前?(未だにあります) 会陰切開はしたくない? などなど。
産後の家事をどうする?育児の分担は?どこまでパパに手伝って欲しいのか? 現状ムリかも?ではなく、自分のこころの奥深くから、どんな環境だったらあかちゃんを気持よく産み育てられるのかな? 感じてみて下さい。
そしてパパに相談しましょう。沢山話をしましょう。現状ツラいことや将来のこと。今は家事代行などお金で解決できるサポートも沢山あります。きっと方法は1つじゃなくて可能性はいくらでも探せます。
実家の両親や義理のお母さんとの仲が深まったり、パパが料理に目覚めたり。上のお子さんの成長につながったり。新しい発見があるかも知れません。
私のお産で起きた出来事をちょっとお話しますね。それは息子を産んだ助産院で、はじめての検診の時でした。お腹のあかちゃんのエコーをVideoに録画しますか?と聞かれ、私は隣にいたパートナーに 「どうする?」と聞きました。何気なく普通に。そうしたら院長先生にものすごく怒られたんです。
「あなたのお産なんだから、あなたが決めなさい」
見学の時「ここで自由に産んでいいのよ」とやさしく言ってくれた院長先生。 決まり事は何もなく、あれをしなさい、これをしなさいもない。ハキハキしてるけど、おおらかな院長先生に怒られたのはこの一回だけでした。
この時、わたしの意識は大きく変わったのです。小さな出来事かも知れませんが、私にとっては大きな衝撃でした。わたしのお産。わたしが産む。わたしは「誕生」に主権を持ちました。
小さなことでも自分で感じ、決めていくと人生は変わります♡ それは、現状ムリ!の『制限』の中から選ぶのではなく、心から来るもので選んで下さい。 私たちはちゃんと選んでる、決めていると思っていても、実は制限の中から仕方なく選んでいる事が多いです。『だって◯◯だから』『そうはいっても◯◯だし』は、また別の問題や不満を産み出します。 実は何も解決していないのです。
誕生という節目に少しずつでも本当の選択をしていったら、きっと人生は変わると思うのです。
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